読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ポンパドール・パラソル:野望編

旅行記や建築の話を書くブログです。

スペイン一美しい村・フリヒリアナで絵葉書のような街並みを堪能する【スペイン・ポルトガル旅行記その2】

旅行記 建築 海外

その1ではスペイン・アンダルシア地方の街であるセビーリャの奇怪な建築物を紹介しましたが、そこから少し南東に移動し、かつて「スペイン一美しい村」に選ばれたこともある、フリヒリアナに行ってきました。どのくらい美しいのかというと、このくらい美しいのです!
f:id:matsukazuto:20121013221651j:image
ジャーン!

セビリア⇒(コルドバ)⇒マラガ⇒ネルハ⇒フリヒリアナ

フリヒリアナはcipolinaさんのブログで知り、是非とも行きたいと思っていたのでした。
しかし、同じアンダルシア地方とは行ってもセビリアからフリヒリアナまでは結構遠く、マラガ・ネルハあたりを経由してようやくたどり着くことができます。イメージとしては青森から山形みたいな感じ。
朝起きてセビリアにある高速バス乗り場には8時ごろに着きました。しかし、9時とか11時のバスは満席で、次のバスはなんと12時…12時発のバスでマラガに行くとなると、ネルハに着くのは早くても15時だから、ホテルにチェックインして観光に出かける時間がない。仕方ないのでスペインの高速列車、AVANTでマラガへ行くことに。
f:id:matsukazuto:20121013221448j:image:w300 f:id:matsukazuto:20121013221456j:image:w300
セビリアのサンタ・フスタ駅。ここで高速列車AVANTに乗る。チケットは44ユーロ。バスだと20ユーロくらいのはずなので地味に効いてくる…。しかしこれで11:15にはマラガに着くことが出来る。セビリア~マラガ間は約200kmだけど2時間。これは仙台の人間が新幹線で新潟に行くときにわざわざ大宮を経由しなければならないのと同じで、コルドバを経由しなければならないためです。
f:id:matsukazuto:20121013221455j:image:w400
左がAVE(長距離線)、右がAVANT(中距離線)。どちらに乗るにもセキュリティチェックがあるけど多分ザルです。
f:id:matsukazuto:20121013221502j:image:w400
車窓から。広大な農場では、きっと、イベリコ豚を育てているに違いない。
f:id:matsukazuto:20121013221504j:image:w400
f:id:matsukazuto:20121013221505j:image:w400
スペインに対する貧困なイメージを貧困なりに膨らませながら、しばらく電車に乗っているとマラガに着きます。マラガはピカソが生まれ育った街なので、ゲルニカ的なものが迎えてくれました。よく見えないけど…
f:id:matsukazuto:20121013221515j:image:w400
しかし、今回の旅では単なる経由地以上の意味はなく、さっそくバス乗り場へ。次に来るときには、じっくり観光したい。ピカソ美術館とか、是非行ってみたいスポットがたくさんあるのですよ・・・
ちなみに、私が今回の旅行で使った交通手段はほぼバスとAVANT、タクシーであり、バスはAlsaという高速バスの会社があって事前にネットでチケットを買うことが出来ます。特に地方だとバスが便利。電車もバスも窓口の人は最低限の英語が出来るので何とかチケットを買うことが出来ましたが全体的に英語の通用度は低め。
f:id:matsukazuto:20121013221516j:image:w400
日本人はぼく一人でした。行き先のネルハはリゾート地だからか若い外人の男女が多かったです。
一時間半くらいするとネルハに着きます。この辺はコスタ・デル・ソル(太陽の海岸)という美しい海岸線が続きます…。続きますが、写真は特にないという。
f:id:matsukazuto:20121013221533j:image:w300 f:id:matsukazuto:20121013221527j:image:w300
ネルハのホテルへ。どういうわけか、ネルハのタクシーは3台くらい乗ったけど全てにメーターがついていなかった…1.5倍くらい吹っかけられましたが値切って相場くらいに落ち着きました。
しかし、ぼくもプール付きのホテルに泊まれるようになったか…と思うと、これまでの人生が思い出されてきて、感動してしまいました。
ホテルはbooking.comで予約。

フリヒリアナへ

ホテルの人にタクシーを手配してもらいますがこれもメーターなし。どういうことなの…
しかし、タクシーがボッタクリでその辺を2周3周していたとしても、フリヒリアナは逃げない。
結構山道を登って、それなりに標高が高くなると、白い村が見えてきます。
f:id:matsukazuto:20121013221601j:image:w600
f:id:matsukazuto:20121013221604j:image:w600
f:id:matsukazuto:20121013221559j:image:w600
オープンテラス的なレストランが多いです。
フリヒリアナは小さな村で2~3時間あればほぼ全部を回ることができるので、観光施設を見て回るよりもプラプラ街歩きをしたいタイプの人にはピッタリ。その昔、レコンキスタでグラナダを追い出されたムーア人たちが、フリヒリアナにのがれ、この地で反乱を起こしたという歴史ある村です(地球の歩き方情報)。
f:id:matsukazuto:20121013221614j:image:w600
f:id:matsukazuto:20121013221612j:image:w600
f:id:matsukazuto:20121013221617j:image:w600
f:id:matsukazuto:20121013221615j:image:w600
f:id:matsukazuto:20121013221616j:image:w600
村の内部はだいぶ入り組んでいて、あと山の斜面に建てられているので坂道を登ったり降りたりしながら散策することになります。青空とのコントラストが最高。あと、当然ですがふつうにこの地で暮らしている人たちがいて、洗濯物が干してあったりと生活感がすごくあります。
f:id:matsukazuto:20121013221611j:image:w600
土産物屋は壁もにぎやか。
f:id:matsukazuto:20121013221625j:image:w600
f:id:matsukazuto:20121013221623j:image:w600
f:id:matsukazuto:20121013221622j:image:w600
どこを切り取っても絵になる感じ。
f:id:matsukazuto:20121013221646j:image:w600
f:id:matsukazuto:20121013221736j:image:w600
この坂道を登ると、どんな風景が待っているのか…という期待感がすごい。
f:id:matsukazuto:20121013221651j:image:w600
こんなきれいな村で青春時代を過ごした人には、きっと、黒歴史などないに違いない。。

昼食

そういえばセビリアでマクドナルドに行ってから何も食べてないのでレストランへ。スペイン人は14時くらいに昼食を食べるので既に15時くらいだったような気もしますが問題なし、です。El Casinoというお店が近くにあり、展望テラスみたいなのがあるようだったのでそこに入りました。
f:id:matsukazuto:20121013221644j:image:w300
f:id:matsukazuto:20121013221628j:image:w600
レストランからは、海までのベリーナイス・ビューを楽しむことが出来ます。料理は見た目も味もイマイチだったので写真を載せませんでしたが、ビールはおいしかったです。
f:id:matsukazuto:20121013221638j:image:w300 f:id:matsukazuto:20121013221641j:image:w300
ビールを飲みながら、空を眺めながらの休憩。

観光を再開

f:id:matsukazuto:20121013221717j:image:w600
ブーゲンビリアの花。
f:id:matsukazuto:20121013221722j:image:w600
村のあちこちで見られる白い壁を彩るタイルには、ムーア人たちの抵抗の歴史が描かれています(地球の歩き方情報)。
f:id:matsukazuto:20121013221659j:image:w600
f:id:matsukazuto:20121013221655j:image:w600
f:id:matsukazuto:20121013221748j:image:w600
ネコチャン in フリヒリアナ。魚の天敵であるというだけで猫はあんまり好きではないのですが、石畳と猫の相性の良さは抜群であるというのは認めざるを得ない。
f:id:matsukazuto:20121013221657j:image:w600
猫イジリに励む子供、がんばってほしい。

頂上へ

f:id:matsukazuto:20121013221804j:image:w600
坂を登りに登ると、フリヒリアナの頂上のようなところに着きますが、20代後半にして心肺機能の衰えを実感しているぼくにとって、登りきるのは大変でした。息切れしつつも何とか登りきると、そこにはEl MILADORという展望レストランがあり、フリヒリアナの街並みを一望できました。
f:id:matsukazuto:20121013221744j:image:w800
息を整えてしばらく休憩。なんというか、超・おだやかな時間。。。
見える海はあの地中海であり、申し訳程度の魚介類が入っている地中海風リゾットくらいしか地中海を知らない地中海初心者から少し昇格。
f:id:matsukazuto:20121013221810j:image:w600
f:id:matsukazuto:20121013221814j:image:w600
f:id:matsukazuto:20121013221809j:image:w600
こうしてみると、屋根の瓦みたいなのもいい感じの色合いに見えます。白い壁と、青い空との相性が大変良いですよね。

さらばフリヒリアナ

登るのは大変でも降りるのは簡単というのは、人生ももしかしたら同じかもしれませんが、少なくともフリヒリアナはそうで、15分くらいで降りてくることが出来ました。
f:id:matsukazuto:20121013221832j:image:w600
ここからタクシーを拾ってホテルに帰りましたが、やはりメーターはありませんでした。。メーターが無いとは言え、20ユーロとか取られるわけじゃないから別に良いのだけど。。ここでも値切る。
f:id:matsukazuto:20121013221833j:image:w600
フリヒリアナでは美しい街並みの中で大変おだやかに過ごすことが出来ました。あと、フリヒリアナというかアンダルシア地方は全体的に治安もよく、のんびりしているように感じました。スペインに訪れた際にはぜひ。

次回は、(いつになるかわかりませんが)スペインの古都トレドか、アルハンブラ宮殿が素晴らしいグラナダか、セビリアに戻ってのアルカサルと大聖堂か、ポルトガルの首都リスボンあたりを書こうと思うので、お楽しみに~
スペイン南部の街セビリアで、世界最大の木造建築「メトロポール・パラソル」を見てきました【スペイン・ポルトガル旅行記その1】
こちらもぜひ!

あと、ホントに最後になりますが、、







はてなブログ1周年おめでとう! id:hatenablog
ぼくからのフィードバックも少しは対応してほしいです…