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ポンパドール・パラソル:野望編

旅行記や建築の話を書くブログです。

北京・オリンピック公園で赤く煌く「鳥の巣」と、青く輝く「水立方」を見る−北京旅行記その1

旅行記 建築 海外

2月末から3月頭にかけて北京に行ってきました。これから数回に分けて北京旅行について書いていくのでヨロシクお願いします。第一回目は、有名な「鳥の巣」があるオリンピック公園です。
2008年に北京オリンピックが開催されたときにメイン会場となったのがこのオリンピック公園です。今は外国人をはじめたくさんの観光客が訪れる観光名所となっており、ぼくもその一員としてしっかり楽しんできました!
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▲はしゃぐ日本人


北京というか中国は、だいたいの事が漢字で書いてあるので、書いてある事が何となくの範囲では理解できます。例えばオリンピック公園に行くためには、地下鉄10号線の北土城という駅で地下鉄8号線に乗り換え、「奥林匹克公園」という駅で降ります。これはつまり、「奥(オゥ)林(リン)匹(ピッ)克(クゥ!)公園」という意味であり、やや無理がありますが日本人フレンドリーな駅名であることが分かります。

奥林匹克公園駅を出て少し歩くと、さっそく出迎えてくれるのが四合院という中国の伝統的な住居(この写真は夜帰るときに撮ったもの)。オリンピックのときに作ったオブジェ的なものですね。そういえば、よそのブログでは他にも色々な彫刻やらが置いてある写真を見たのですが、ぼくが行ったときはほとんど見られませんでした。オリンピックが過去のものになりつつなる中で、徐々に規模を縮小しているのでしょうか・・・
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そして、すごく目立つオリンピックタワー。

鳥の巣

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駅からオリンピックタワーの方へ歩くと、すぐに鳥の巣が見えてきます。鳥の巣は多分この駅側から見る角度が最もカッコいいです。具体的には、右肩のせり上がり感とか。90度角度を変えて建物を見ると、ずんぐりむっくりとしててやや野暮ったい印象を受けました。
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さらに近づくと、この造形の複雑さに目を奪われます。これ、よく作ったなーと思いますよね。この建物の設計者はHerzog & de Meuron(ヘルツォーク&ド・ムーロン)という人たちで、とても有名な建築家です。どれぐらい有名かというと、野球で言えばイチロー、アクアリウムで言えばアロワナくらいの知名度だと思います。日本では、青山にあるプラダの店舗を手がけていますね。
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▲プラダブティック青山店

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入場料はいくらだったか忘れましたが…たしか50元(700円くらいかな)だったと思います。ともかく入場して、オリンピックのマスコットキャラクターではない謎の双子キャラクターと記念撮影をこなし、いよいよ鳥の巣内部に潜入します!
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内部から見ると、あの複雑な造形が「稜線を形作る部材」と、「つなぎ梁」と、「支柱」で構成されていることが分かります。それにしてもカッコよすぎだ・・・
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階段も無駄にギザギザしていてカッコいい。この辺の複雑さで圧倒する感じと、外から見たときの形の美しさがこの建築の造形的な特徴だと思いました。
このカッコよさに興奮しつつ、いよいよスタンドへ。
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期待に胸を膨らませていたのですが、目の前にあらわれたのは雪が積もり、謎の城が建ってるという不可解な状況でした。あまり光景に、卒倒しそうになるほどの衝撃を受けましたよ・・・雪はまあいいとして、この城はいったい何なんだ・・・!?

水立方

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何とか精神の安定を取り戻し、隣にある水立方を見ていきます(メンタルの安定感には定評があるので)。北京オリンピックの水泳競技が行われた会場は通称「水立方」と呼ばれ、中国の設計事務所、中建国際設計公司とオーストラリアの設計事務所、PTW Architects、イギリスの会社、Arup社が手がけた建物です。鳥の巣に比べれば知名度はだいぶ落ちますが、こちらもカッコいい建物でしたよ。ただ、今回は訪ねた時間が遅く、内部を見るのは諦めました。外の皮膜から透けて見える内部の構造がカッコよく、入ることができなくて悔しい!
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ベンゼン環っぽいイメージの構造体が複雑に交差している様子が分かりますね・・・。悔しい。

ライトアップ

鳥の巣も水立方も、夜にはライトアップされます。ぼくが行ったときはだいたい18時くらいからでした。水立方に入れなかったのも、このライトアップにうまくタイミングが合うように旅程を設計してたので、実は織り込み済みのことだったのです!(でも・・・悔しい!)このオリンピック公園周辺には、時間をつぶせる場所があるにはあるのですが少ないので、昼の訪問と夜の訪問は完全に別にするのもテかもしれません。
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ここで冒頭のはしゃぐ日本人の写真とつながるわけですが、周りの観光客も同様に大はしゃぎしており、
別に恥をかいたわけではない・・・ということだけは強く主張したいです。
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ちょっと離れてみてもカッコいい。

一方、鳥の巣はというと、
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ジャーン!鳥の巣と呼ばれるだけあって、夜目の利かない鳥バードたちのために、カッコよくライトアップされています(鳥チャンは夜目が利かない、というのは迷信だという噂もありますが)。こうしてライトアップされると、構造体の複雑な造形がますます際立って感じられますね。
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オリンピックタワーも輝いています!

まとめ

北京のオリンピック公園に行って、鳥の巣と水立方を見てきました。超カッコいいので、是非見に行くべきです!
あと、告知ですが、これからは5回くらいに分けて北京旅行のお話を書いていく予定です。エントリとして確定しているのは
・798大山子芸術区
・北京都市計画展覧館
・什刹海と南鑼鼓巷
です。この辺は北京に行ったら絶対行ってほしい超オススメスポットなので、楽しみにしていて下さいね。

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