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ポンパドール・パラソル:野望編

旅行記や建築の話を書くブログです。

卒業設計日本一決定戦に行ってきた

せんだいデザインリーグ−卒業設計日本一決定戦
今日からせんだいメディアテークで開催されている,卒業設計日本一決定戦に行ってきました.
審査員は
せんだいメディアテークを設計した,今最も旬な建築家・伊藤豊雄さんのほか,新谷眞人さん,建築評論家の五十嵐太郎さん,建築家・遠藤秀平さん,貝島桃代さん.

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僕は3年前から毎年見に行っていて,今年は同年代の卒業設計ということもあり,楽しく観れた.
今年は全体的に例年のふわふわした捉えどころの無い感じはやや薄れて,個々が深く内省に向かった作品が多かったと思う.結局最後までは観なかったのでどれが日本一になったのか判らないけれど,久々に熱くなった.

学生の卒業設計はアート的で文脈的なので,実務をやってる人の中には,「こんな建物建たないよ」とか「学生はいいよな」とか言ったりする人も居るけれど,学生達もそんな事は判っているはず.建たないことが判っているからこそ,学生なりの柔軟で幅広い発想が生まれ,生かされ,アナーキーな雰囲気が生まれるんだと思う.それは今年の作品達を観れば判る(中には,その発想を実現させるためのクリアすべき課題を見つけ,それに対して試行錯誤したと思われる力作もあった.)

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集まった学生達も,講評を熱心に聞いていたし,感心しますね.
卒業設計,お疲れ様でした.来年も楽しみにしています.

追記

だいぶ経ってからブコメで書いたけど,2位になった斧澤未知子さんの「私、私の家、教会、または牢獄」は圧倒的だった.自我みたいなものに方向性を統率しきった感じはほんとうに見事で,光の教会や東京カテドラルなど,あるいはノートルダムなどの宗教建築にあるような力強い絶対性を感じるし,それを私性への偏執的な執着で達成したのは,とにかくすごい.上で書いたような無垢な感じの卒業設計が多い中で,不可解なアナーキズムと圧倒的な存在感を放っていた(…のに2位って!).
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TWISTED COLUMN  2008-03-11 あなたにあえてよかった
a-radio_03B_onosawa.mp3(建築系ラジオ斧澤未知子さんインタビュー)

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